渡航準備向いていない

海外渡航に向いていないんだとひしひしと感じる。

荷物の準備も永遠に終わらないし、何を持っていけばいいかわからなくなるし、ビザの申請も一回失敗して再申請しなければならなかったし!


目の前の準備から逃れて、本屋にでも行ってしまいたくなるし、面白そうな本を読んでいたら気づいたら一日終わっているし。


本当に面倒くさいのだけれども、どうやら自分は同じ場所に長く居続けたら退屈になってしまってここじゃないどこかを求めてしまうし、それで興味の赴くままに行動してしまっていて、気づいたときには面倒くさくなるのだけれど後にも引けなくて、惰性で後始末せねばならなくなってしまう。


準備をしているときなんかすごく憂鬱で、果たしてあっちに行ったとき言語は通じるのだろうか、きちんと入国できるのか、仕事でクビにならないかとか永遠に雑念が湧いてくる。憂鬱で心配だけれど、別に根本的な原因を解決するほど勤勉でもなく、目の前のことが嫌になって普段絶対しない先祖のお墓参りでもしてしまう始末なのである(先祖に謝れ!) 。


先祖に頼ったからと言って何か準備が進展するわけでもなく、そこじゃない!、と気づいて夜になって急に思い出したかのように手続きを頑張る。そして、ヨーロッパ時間だとまだ全然営業時間だからオッケーなのだ!と開き直る。 開き直るんだけど、英語でメールを送ろうとした途端面倒くさくなる。送らねば向こうに行ってさらに苦労するのだぞと、もうひとりのやぱったが耳元で囁くのだが、彼の囁き虚しくTwitterを見始めてしまう。ネットサーフィンに飽きてやっとメールの返信が完了する。時計を見たら夜の三時ぐらいになっている。ヨーロッパ時間だとまだ深夜じゃないのだ!と開き直って再びネットサーフィンに精を出す。


ダラダラそんなことをやっていても、時間は無慈悲に過ぎていくし、神様、仏様、なぜ我に七難八苦など与えたもうたのですか?と問いただしたい心境である。ただ書いてから気づいた、勝手に辛いのだと思い込んでいるだけで、いざ渡航してみたらこれは氷山の一角に過ぎないことに気づくのだろう。


 多分あっちに行ったらもっと面倒くさいことが起きるだろう。ただ生活のために面倒くさいことでもやらねばならぬと腹を括ると楽観している。果たして自分が見込み通りなのか見込み違いなのかは行った後の行動次第だが、どちらにせよ何か必死になって頑張っていたら文章のネタになるのでまあきっと大丈夫だろう。 ダメだったら多分日本に帰っている。そうしたら惨めな僕に誰かご飯でも奢って下さい。。。