2カ月ぶりに書くオーストリア生活(と思ったが実はブダペスト旅行記だった)

久しぶりです、やぱったです。

最近ブログを書けなかった。理由はしんどい時期が続いてその後急に人生が楽しくなったからだ。どのみちこの二ヶ月に色んなことが起きてわたわたしてたのでブログを書くことをすっかり忘れてしまっていた。

 

取り敢えずこの二ヶ月はめちゃめちゃ旅行を詰め込んだ。挙げられるだけで、ブラチスラバ、グムンデン、バドワイズ、プラハインスブルックザルツブルク、ウィーン、ハルシュタットリュブリャナ、リエカ、クラコフ、ブダペストと詰め込めるだけ詰め込んだ。因みに今週末はブカレストに行く。ルーマニア、高校のときにチャウシェスクのドキュメンタリーを見てから行きたくて仕方がなかったためやっと夢が叶いそうで非常に嬉しい。ただオーストリアの人に聞いてもあまり良い噂を聞かない。

元々、労働に対する鬱屈とした気持ちを解消するためにヤケクソで旅行計画を立てていた。まあヨーロッパにいる時間も限られているのでヤケクソで旅行に行くぐらいが丁度いい。ただ、旅行することで人生にメリハリが付いたのは事実で、仕事に対しては少しは前向きになったし、他のインターン*1と仲良くなったし、英語も話す機会が増えたので、少なくともお家でクネクネするよりはマシな気がしてる。

 

因みにブダペストに対する満足感はめちゃめちゃ高い。実はブダペストは温泉都市として有名。自分はLukacs Bathsという大衆浴場に来たのだけれど、もうテルマエ・ロマエみたいな感じで優雅。お湯の温度が日本のより少し低くて永遠に湯船に浸かっていられる。値段は7600フォリント*2。そんなに安くない、まあプール付きスーパー銭湯ということで大目に見る。

これが外観。

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中はプールだけ写真を撮れた。

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ブダ地区とペスト地区を区切るドナウ川。ボートツアーは70分で11ユーロ(こっちは逆に異様に安い)。ドナウ川を周遊できる。夜景が素敵。左側に国会議事堂が映っているのがわかる。

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あとハンガリーと言えばLangos。コミュニズム政権時代に肉が高くてあまり食べれなかったということで、パン生地にガーリックとチーズとサワークリームを載せてピザのように食べていたとか。巷ではコミュニズムビザと呼ばれてるらしい。中々に脂っこくて美味しいがさすがに毎日は食べたくない。ハンガリーラーメン二郎みたいな感じか。

ブダペスト中心地にあるLangos Papiという店のLangosがまじで旨かった。ただ帰りのバスに間に合うために急いでいて写真を撮れなかった、残念。

まあこの記事でも参考にしてくれたら。

momenttravel.hatenablog.com

とにかくブダペストは楽しすぎた。別に物価が他の東欧諸国ほど安いわけでもないし、リンツから近いわけでもない*3けれど、何もかもが面白かった。ソビエトモニュメントが建っているすぐ近くにロナルド・レーガン像が対面しているし、アメリカ大使館が建っている。現地の人曰く政治的バランスを取っているとかいないとか。

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少し歩くと中国銀行ハンガリー支店もあって中国資本もしっかり流入している。あらゆるものに好奇心がそそられる。

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ハンガリーの歴史が色んな巨大勢力に飲み込まれながら進んでいくことが良く分かる。

 

ところで労働について。鬱憤とした気持ちが一変、ここ一ヶ月で大分前向きに取り組めるようになった。英語力が向上して長時間聞くのと話すのにストレスを感じなくなった*4のと、考えなくて良いことを無理に考えないようになったのが大きい。また会社のドメイン知識も徐々にわかるようになって自発的に考えられる領域が増えていった。暗闇を乗り越えたことは自信に繋がったし、日本に帰国してからも引き続きそれらの能力を向上させていきたい。できないことができるようになるのはやっぱり楽しい。

こっちにいるうちは技術力向上を犠牲にしても人生を楽しもうと思っていたが、人生を楽しもうぐらいのスタンスの方が英語力が向上するという実感がある。楽しいほうが肩ひじ張らずにどんどん話せるし、失敗も恐れなくなる。

どうなるかと思ったが、いい感じの方向に向かっていて本当に良かった。

*1:同じプログラムを使ってオーストリアにいるインターン生を誘ったり誘われたりで旅行した

*2:大体19ユーロ、日本円で2500円ほどか

*3:電車で片道4~5時間ほど

*4:ここ2, 3週間で急に聞き取れる量が増えた気がする

五日ぐらいバカンスして労働を忘れた話

久しぶりに更新するyapattaです。

今絶賛三カ月目を経験中で、精神が非常に不安定である。例えば英語で会話するのが急に怖くなったり、将来に対する漠然とした不安が襲ってきたり、そもそも人間とコミュニケーションを取るのが怖くなったり、と色々である。これらの情動が目まぐるしく頭の中を行き来する。つい直前までは悲観的だったのが楽観的になったり、また逆も然り。まあ不安定なときあるあるの症状である。

 

因みにそれはイタリアを旅しているときも気を抜くと不安が襲ってきた。炎天下の中歩いたり、観光地を見たり、ガイドの説明を読んで強制的に頭をスッキリさせていた。

毎日旅をするうちに悩みってのも段々と変わってきてそれはそれで面白かった。

例えば初日ミラノに居るときは、人生における何かこれから起こるかも知れない失敗を想像以上に恐れたり、これから観光地巡るの面倒いなあとか大分鬱々とした気持ちだった。ただBrera美術館に入って、クレカ機械が動かなくなって面倒くさくなった受付がタダで入れさせてくれたり、ホステルでインド人と雑談したりと何かしらのイベントがあって気が紛れてきた。

二日目はイタリアの大学で勉強している日本の友人と会って、Leccoという湖畔の町に訪れた。Luganoに当初行こうと思っていたが、鉄道員ストライキで電車がキャンセルになっていた()。因みに鉄道員ストライキが大変大変。行きの鉄道は見つかったのに帰りの鉄道が来ない。ある駅員は今日はもう電車が無いと言い出してチケットを売ってくれない。そこで町中でタクシーを探す。タクシーだと100ユーロかかるのでできれば乗りたくない*1。タクシーが見つからなくて、再び駅に行くと電光掲示板にキャンセルになってない電車を見つけた!別の駅員に聞いたらチケットをあっさり売ってくれた。意味が分からん。トラブルもありながら無事帰ってくることができた。トラブルがあったとは言えLeccoはチルするのにオススメのスポットである。水質が非常に綺麗だし湖独特の生命の香りが心地良い。

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そもそもストライキに直面すると悩みなんてどうでも良くなる。自分ではどうしようもできないし、ミラノに帰るために必死でそんなことを考える余裕がなかった。

三日目はローマへ鉄道で向かった。ローマはミラノと全然違う街で、あっちがビジネス街ならこっちは歴史を引きずった重厚な街。バチカン美術館なんて本当に素敵で、古代ローマの彫刻など永遠に眺められてしまう。とは言え自分はそこまで詳しいわけでもなく頑張って説明文を読んで理解しようとするのだが、集中力には限界があってうとうとしてしまう。それでも、これは良いな!みたいな作品が見つかってせめてそれを忘れないように心に刻むのだ。

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Personification of Autumnって彫刻で西暦2世紀のものらしい。オータムがブドウの冠をかぶって、キューピットたちがブドウの収穫をしている。オータムとキューピットの関係性からか彫刻なのにここまで生き生きしていて慈愛に満ちているのか、と驚いた。

因みに王道のコロッセウムやローマ遺跡にも行って来た。大勢のストレス解消のために誰か*2を見世物にするのは今も昔も変わらない。またサンピエトロ大聖堂だって、免罪符販売で巻き上げた金で改修しようとしてたわけだから、今の新興宗教とやってること変わらねえなと面白くなってしまった。どこか人間臭さを感じて安心してしまった。

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ローマに行きたいと思った理由にローマの休日という映画があった。浪人期、センター試験の後に思い立ったように見た。お互いの立場を忘れた束の間の、ただ心からその瞬間を楽しんでいたデートに時間が有限であることの切なさを感じた。儚いのだけど、確かにかけがえない貴重な時間が自分を作り上げていくのだろうな。え、この時間も?悩んでいる暇なんてないとわかってはいるのだけれど、現実は難しい。まあ時間が解決することもある。

ところでローマで食べたパスタがうまい。茹ですぎずに芯が残っているぐらいで、二郎に近いモノを感じる。最近の自分は麺類を何でも二郎に例えてしまうぐらいに二郎が恋しくなっている。日本の米を食べれないことにストレスをあまり感じてなかったが、それ以上にラーメンに対する恋しさがよりいっそう募る。ラーメン愛が爆発しそうになったらまた作ろうと思う。

 

労働を忘れてバカンスをしていて気づいたことだが、僕は社でエンジニアの移民たち*3とずっとコミュニケーションを取っていたし、寮でも留学生と話すことが多かった。どこか自分も彼らみたいにオーストリアに住むのかなあって思っていた。気づかないうちに影響されていた。別にアルゼンチンのようにハイパーインフレが起きるわけでもないし、ウクライナのように祖国を追われるわけでも無い。日本は相対的に豊かである、経済衰退してるとしても。いつでも日本に残れるし、別にオーストリア生活も、英語力向上も、人生の暇つぶしなのかなあって考えたら気が楽になった。何かの課題を考えすぎると、自我が邪魔して逆にうまく振る舞えなくなることがある。それよりは暇つぶしなんだしと諦めるぐらいの方が肩の力が抜けて逆にうまくいく。因みに英語力だって今まで必要ないから低かったわけで、段々とどうにかなるのかも知れない。

 

何だかんだ旅をしながら色々考えて不安と向き合えた。急にスッキリすることは無いし、自分が急に変わることも無いんだけれど*4、時が経つにつれて段々と変化していくのだと思う。それにはポジティブな感情もネガティブな感情も含まれていて、うまくバランスを取って進んでいく。それは自分以外に変えられないし変えられなくて良いのだと思う。

最後にこっちの友人が言っていた言葉で、

Life has its ups and hills. I wouldn't have it any other way

好きになっちゃった。

*1:電車だと片道5ユーロほど

*2:今回は剣闘士

*3:エンジニアに関してはオーストリア人より移民の方が多い

*4:急に変わるとしたら何かしらのマインドコントロールを受けている可能性が高い

オーストリアで風邪を引いたお話

yapattaです。色々あってブログ更新2週間ほどできなかった。 今週火曜に風邪を引いて、やっと治りかけたので今回はそのお話でも。

 

まず、火曜に異変が起きた。朝から咳が少し出る。午後になってから身体が重くなり、悪い予感がして早退することに。上司に手伝って貰ってPCR検査の予約をする。

 

帰宅した頃には確実に熱があると感じられるぐらいに辛かった。とは言えPCR検査を受けに行かなければならない。ということで近くの薬局へ。途中の経路でインド人の友達と会い励ましてくれた、ありがたい。薬局で検査、長い綿棒を鼻に入れられる、チクチクしてむずがゆい。最大48時間で結果が来るからそれまで待つように言われた。因みに薬局のおばちゃん、英語で説明してくれるし何かと心配してくれて助かった。

 

そして家に帰る。身体が疲れているのか布団に沈み込んで寝る。夕方目が冷めときにはびっしょり汗をかいていた。これはまずいぞってことでこれから先どう処置すればいいか一応調べることに。番号1450のHealth Advice Hotlineに取り合えず電話する。1回目ドイツ語しか話さないおばちゃんが出てきて何も分からないので、再びかけ直すことに。次は英語を話してくれたので色々聞くことに。英語話者ガチャを振らないといけないが、それでも多人数が英語話せるのはありがたい。緊急のときは141に電話すれば良いし、そうじゃないときはhouse doctorに行って処方箋を貰って薬局行けばいいみたいなことを聞いた。取り敢えず一安心。一旦コロナの結果が来るまで待つことに。

 

そして翌日になる。全然熱は引かないし何なら昨日より辛い。ただ陰性のメールを受け取ってひとまず安心。雇用契約で二日以上の休みを取るときは医師の証明書が必要なのと、薬を貰った方が良さそうなので病院を探すことに。このとき何故か僕はHealth Advice Hotlineじゃなくて救急の141に電話して聞いてしまった。もちろんお門違いであるせいで、Google Mapで近くの医者を探せとしか言われなかった。その後、社の他のインターン生が近くに住んでることもあり彼が近くの病院を教えてくれて予約することに。取り敢えず12時に予約完了して一安心。そしてまた眠りにつく。

 

10分ぐらい歩いて病院に着く。ECARD*1がまだ届いていないので、前に貰ったECARD申請書を代わりに提示する。social security number*2で個人照会できるぽい。因みに社会保険について軽く説明。基本的に医療費はタダである。とは言え給料から社会保障費はしっかり引かれている。雇用者が労働者の社会保険加入の義務があるのだ(まあこれは日本も同じか)。

 

国の法律でsick leaveが適用されるのも非常にありがたい。風邪を引いたとしても、有給(1年に25日も貰える!)を使う必要が無くゆっくり休める。精神的に心強い。

 

話を戻すと、患者が多いからまた14時頃来てと追い出されてしまった。12時に予約したよね?っ聞いても取り合ってくれず。再び14時に向かうことに。ひでえ。友人に聞いてみたら一般的には無いが個人医だとあるかもとか。無事14時に診断を受けれてただの風邪だと診断された(良かった)。その後薬局でMEFENAM*3というを買って帰宅。3.9ユーロ、あまり高くなくて助かった。

 

その後はずっと寝て汗をかいてシャワーを浴びての繰り返しの生活を送っていた。結構きつかったが、インド人の友人が代わりに食事の買い物行ってきてくれたりで本当に助かった。レンチンフードや冷凍ピザとかが便利だった。食欲は相変わらず旺盛だったのは不幸中の幸い。

 

病院に行ってから三日ほどで熱も下がってきて大分楽になった。異国で風邪を引いて治す経験を手に入れたってのはでかい。ただ喉がまだ痛いのでもう少し療養は必要だが、来週には完全回復してまたオーストリア生活楽しんで行きたいぜ。

 

因みに久しぶりにゆっくり休む期間を貰えたのは良かったかも知れない。2ヶ月間ずっと走り続けていて疲弊していたのかも。

*1:保険証みたいなもの

*2:個人を特定する社会保険番号

*3:鎮痛作用、抗炎症作用、解熱作用があるらしい

オーストリアでラーメン禁断症状が発生しラーメン自作することに

どうもやぱったです。

ついにオーストリア生活6週目が終わったわけだが、急にラーメン禁断症状が発生して居ても立っても居られなくなった。ということで思い立ってラーメンを自作してみた。因みに日本レストランで一応ラーメンを食べられるんだけど、微妙に日本の味と違うラーメンを食べるのに12.5ユーロ*1も支払うのがどうにも悔しくて、ラーメンを作ることにした。エンジニアたるものDo it yourselfの精神なのである。

 

まず必要な材料を考える。思い立ったのが土曜の夕方ということもあり時間的にアジアンスーパーに訪れることが不可能だった。そのためダシ類は一旦諦める。代替品として魚醤とサンマの塩漬けを使うことに。一応魚介のダシは出るだろう。

次に豚と鶏に関して。スープを作るのにどうしても骨付きの肉が欲しい。幸運にもスペアリブと鶏手羽を見つけた。これは嬉しい。骨以外の肉の部分はチャーシューとしても使える優れものだ。

醤油とみりん風は以前アジアンスーパーで買ったものを使う。韓国醤油で微妙に味が違うのだがしょうがない。日本の濃口醤油と比べて塩味が薄く甘みが強く臭みがある。

麺に関してはベーキングパウダーとパスタ麺を使って中華麺を錬成することに。中華麺を買うよりよっぽどコスパが良い。

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まあこんな感じで最低限条件が揃ったから実際作ることに。

まず鶏手羽とスペアリブを煮込む。灰汁が出るけど気にしない*2、もうどうにでもなれ。

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良い感じに煮込んだら、甘味を出すためにニンジン、タマネギ、ジャガイモ、ニンニクを入れてさらに煮込む。

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程よく煮込んで肉がホロホロしてきたら、肉と骨を分離する。そのとき髄も取り出せるなら出してしまう。そして分離した肉を醤油ダレにつけておく。この醤油ダレは韓国醤油、みりん風、魚醤、サンマの塩漬け、そして岩塩を適当に混ぜて作る。それなりに旨みが出ていて安心した。

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その後スープの方を煮込み続ける。水が足りなくなったら更に増やして混ぜ続ける。良い感じに乳化した。無事スープが完成した。

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チャーシューを漬け終わったタレに生ニンニクを漬ける。これはタレにパンチを付けるという意図。

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そしてタレを温めてスープと混ぜて麺を茹で終えたら完成である。何だかんだ完成まで2時間ちょいかかった。寮の友人にまだ作ってるの〜!って言われてしまった*3

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具はチャーシュー以外無く最小構成である。麺とチャーシューとスープがあればラーメンはラーメンだ!因みにスープはしっかり甘めの豚骨醤油になっている。安心した。魚介風味も多少感じられる。麺はシュポシュポしている。つけ麺として食べるのが良さそうだ。チャーシューも甘めにできた。味の濃さは結構ちょうど良い。韓国醤油のお陰か全体的に甘めに仕上がった。日本のとは微妙に味が違うけどこれはこれで美味しいし、外食ラーメンの3分の1程の値段で食べれるので大満足である。次回はもう少し時間をかけてトッピングを増やしていきたい。買える食材で試行錯誤するのは面白い。

 

因みにオーストリアに来てから何気ない経験だったりが回り回って役立つことが多い。それは生活力なのか分からないけど確かに大学時代培った独り暮らしの試行錯誤には意味があったんだなあと痛感する。Do it yourselfの精神を持ち続けたいわね。

*1:日本円で大体1500円越えるほど

*2:灰汁取りが面倒くさい

*3:ラーメン欲を満たすのなら2時間ちょいなどえんやこらなのである

最近よく思うこと

最近よく思うこと。

 

自分の発言を振り返ってみると、悪い発言だったかな-、と後になって後悔するときがある。それには文化が違かったり、そのとき自分が無神経だったり、疲れてたりと色々な理由がある。

 

ただそのとき自分ができなかったことに対してしょうがないなと割り切るのって重要だ。自分なりの意図があったんだと、引きずるよりはその瞬間に感じたものを大事にしようと。

 

それか良くない状況に陥ってしまいそうになったとき、自分の状況を客観視できるといい。あ-、これチャレンジに出たから気をつけようみたいな感覚。経験から学ぶことも多い。段々と自分も年を取ったのかも知れない。

 

上の二つ両方に言えることなんだけど、自分の感覚を信じるってのが大事。自分が感じたものは確かにそのときは正しかったのだと。そうでもしないと過去の経験を元に今を判断すらできない。こうできたのではないかという反実仮想にずっと浸るだけになってしまう(反実仮想に浸るってのは、現実の感覚に蓋をすることなのかも知れない)。感覚の積み重ねをしてこそ、当時の自分との差異に気づく。

 

 

こっち来て思ったことで、インターネット上にあるオーストリアはこう!みたいな記事殆ど役に立たなかった。結局コミュニケーションを取る相手は唯一無二で、あまりステレオタイプに当てはめる意味はない。それよりもどんどんコミュニケーションを取っていって、瞬間瞬間で相手の人となりを理解していった方が良い。習慣とか文化も直接そこにいる人達に聞いた方が良い。変に頭ごなしに考えるよりも、トライエラーをしながら身体で学ぶ方が有意義だ。

 

 

多分この記事も自分の行為を正当化するために書いてる節がある。とは言え将来の自分が良い方向に持っていければ万々歳なのだ。柔軟な態度でその時その時の感覚を大事にしてきいたい。

そろそろネタが切れる気がしてくるオーストリア生活5週目

ついにオーストリアでの労働5週目が終わった。最近段々と書くネタが切れないか心配になってくる。

 

そういえば段々英語が聞き取れるようになって、雑談の内容がわかるときが出てきた。英語を使ってコミュニケーションを取ることが苦にならなくなって、前より積極的に言葉を発せるようになった。所々で冗談も言えるようになり、自分の進歩を感じずにはいられない。

 

労働に関しても結構良い調子。今週を振り返ってみると、自分のタスクをストレスなく伸び伸びとこなせている気がする。前は労働をしたら毎日8時間寝ても眠かったし朝がしんどかったけど、最近は朝起きて時間内に職場に向かえるようになった。あと職場の人達が優しい。残業の強要など勿論無いし、成果を出すとどんどん褒めてくれる。こっちも褒めたくなる。質問するときでも忙しかったら勿論後回しにされるけど、気軽に質問もできる。

 

環境っていうのは本当に大事だと思う。そして環境を変えることができるという実感を持つことはさらに大事だと思う。

昔誰かが、嫌だと思っても自分で周囲に働きかければ環境を変えられるってことを言っていた。その人はどこまで本気でそれを言ったのかわからないが、僕はあまりその言葉に納得できなかった。根付いた文化を変えることは良くも悪くも難しい。その環境に残る人達ってのは、その文化に適合した人達であって、環境を変えるっていうのはいちいち説得して彼らの考えを改めさせないといけないってことだからだ。労力に見合わない。まして自分のような新人が説得するのはもっと難しい。それだったら環境を変えて、自分が良いと感じる文化を持つ場所に行く方が全然良い。そして将来的に自分が段々と力をつけたら居心地のいい環境を作って後進を助けていけばいい。

 

できないことがたくさんあるってのは悪くないのかもしれない。日常の生活をするにも一苦労なんだけど、最初が低いとどんどんできることが増えていくから楽しい。生きている実感が湧く。あと人に感謝する機会が多くなった。迷惑をかけないで生活するなんてもう無理だ。もうそれはしょうがないなと開き直って良くて、こっちも精一杯頑張るし後でお返ししようぐらいの気持ちで良い気がする。何か少しずつポジティブになっているのかもしれない。嬉しい。

 

 

ところで近くの大学院に通うインド人と仲良くなった。時折大袈裟な感じが本当に面白い。電車で自分がうたた寝して彼に起こしてもらったんだけど、8回も起こして大変だったんだよ!って言われた。8回は流石に大袈裟すぎるんだけど彼の優しさは確かに充分に伝わった。

彼は中々にケチで外食に5ユーロ以上かけるなどけしからんみたいな持論を押し通していた。僕も面白がって5ユーロ以下で食べれる外食レストランをひたすらに歩いて探すみたいなことをやった。結局マクドナルドでMacFirstっていうハンバーガーとポテトとジュースのセットを買うのが4.9ユーロで最適だった。マクドナルド偉大すぎるな。因みにこっちの国の外食は非常に高くて10ユーロ超えるのは当たり前だ。

皆ご存知のようにインド英語は本当に訛りが強くてマジで何言っているか理解できない。ロシア英語、アラビア英語とは比べ物にならないほど段違いだ。けどインド英語のイントネーションは好き。少し福島弁っぽくて何となく懐かしさを感じる。

因みにインド人留学生は多い。英語が通じるし物価があまり高くないってことでオーストリアの大学院が人気だとか。とにかく興味深い話だ。

 

 

今週も何とか乗り切ったぞ!嬉しい〜

オーストリアで労働を初めて一ヶ月経ちそうだ

今週末はブログ書く時間が取れなそうだけど、一方で今日は祝日(キリスト昇天祭)で暇なので日記を書いていく。

今の所、怠惰な自分が毎週更新できて驚きだ。

 

 

さて本題。

もう一ヶ月経ちそうだ。案外早い。これを六回繰り返したら日本に帰るとなると本当にあっという間である。

因みに一ヶ月経ったけどドイツ語はほとんど覚えていない。ciaoとdanke schönとbitte schönぐらいしか覚えていない*1。これは自分が怠惰というよりは職場でコミュニケーションに必要な言語は英語だし、関わるオーストリア人が皆英語ペラペラ過ぎてドイツ語が必要ないからである。実際スーパー、ショッピングセンター、レストラン、はたまた駅でも英語で質問するとほとんどの人が適切に答えてくれる。ロシアとは大違いすぎる〜*2

どんな教育を施せば英語を話せる人がこんなにも増えるのか不思議である(ドイツ語が英語に近いからかな?)。特にソフトウェアエンジニアみたいな国に関わらず業務内容が近い職に関しては外国からも人材を集めて協業できるのは良い。逆に日本人だけで日本のソフトウェア業界成り立っているのもすごい。外国からエンジニアを雇用できるのなら、未経験からエンジニア!みたいな謳い文句も無くなりそう(専門学校や大学でCSを学んだ外国人を雇用する方が良いため)。

 

 

労働に関しては朝起きるのがしんどすぎたが大分マシになってきた。というのも上司に朝しんどいことを相談して少し解決したからだ。たまにぎりぎりの電車に乗って遅れてしまいコアタイムに間に合わないことがあったので早めに解決しようと思って相談した。規則だから自分だけ遅れて行くことはできないし、慣れない生活や言語とかを言い訳にはできないんだけど、話を聞いてもらって大分楽になったし頑張ろうと思えた。どんなに疲れていても夜寝る前にシャワーを浴びると朝浴びるエネルギーが要らなくスムーズに起きれるからそれを実践したい*3。因みにミーティングあたりで本当に眠気が襲い瞼の母みたいな状態になるときがあるんだけど、早めに出社してコーヒーを飲んでミーティングに挑むのが良さそう。自分に無理がない程度に妥協点を見つけていきたい。

 

 

ところで三週間経ったタイミングで、このまま職場以外にコミュニティが存在しなくなり労働人間になることを危惧していた。こういうのはメンタルが悪くなる前に早めに手をうっておいたほうが良い。

じゃあコミュニティに入るにもどんなところが良いだろう?と考えたときに、日本を好きな人が集まる場所(自分が日本人であることを活かしたい)、自分の過去の経験を使えるって観点で剣道の道場に行ってきた。剣道をやらせてくれた両親には感謝である。寮の近くの小学校で練習をしているということで軽い気持ちで体験に行ってきた*4。練習をした感想として、日本人以上に礼儀作法がしっかりしているし剣道を本当に愛してやまないことが伝わった*5

そしてリンツに来てから初めて日本語話者のオーストリア人を見つけた!これはかなり嬉しい*6。剣道の修行?で日本に何回か行っていたらしい。25歳で剣道を始めるまではスポーツ経験がなかった中、15年ほど剣道を続けているの本当に尊敬する。オーストリア第三の都市であるリンツに道場は一つしか無いぐらいに剣道人口が少ない中で皆楽しく続けているのを見ていたら嬉しくなっちゃった。

日本帰国まで道着、防具、竹刀一式を貸してくれるらしい。ありがたすぎて定期的に練習に通おうと思う。いい運動になるし、昔と比べて伸び伸びとできて楽しそうだ。

 

 

こんな感じでもう一ヶ月が終わる。早い。語学力に関しては意識して学ばないとマジで身につかないことを痛感して徐々に英語の学習を頑張ろうと思う。。。

 

続く。。。

*1:ciao: ばいばい、danke schön: ありがとう、bitte schön: どういたしまして

*2:大学で必修として第二外国語でドイツ語を学んでいる人達にこれを伝えたら皆勉強しなくなりそう。とは言え、その国を知るには母語を学ぶのは大事だ

*3:朝にシャワーを取っておくと、それが面倒くさいせいで朝起きるのがしんどくなる

*4:真面目に剣道をやるのは8年ぶりだったけど案外身体は覚えていてびっくりした、ただ体力は無くて非常に疲れてしまった

*5:稽古以外に日本剣道形をめちゃくちゃ練習していた

*6:日本レストランに行っても基本的に店員は中国人しか居ないし、まじで日本語を話す人間を見かけなすぎて寂しくなっていた