オーストリアで労働を初めて一ヶ月経ちそうだ

今週末はブログ書く時間が取れなそうだけど、一方で今日は祝日(キリスト昇天祭)で暇なので日記を書いていく。

今の所、怠惰な自分が毎週更新できて驚きだ。

 

 

さて本題。

もう一ヶ月経ちそうだ。案外早い。これを六回繰り返したら日本に帰るとなると本当にあっという間である。

因みに一ヶ月経ったけどドイツ語はほとんど覚えていない。ciaoとdanke schönとbitte schönぐらいしか覚えていない*1。これは自分が怠惰というよりは職場でコミュニケーションに必要な言語は英語だし、関わるオーストリア人が皆英語ペラペラ過ぎてドイツ語が必要ないからである。実際スーパー、ショッピングセンター、レストラン、はたまた駅でも英語で質問するとほとんどの人が適切に答えてくれる。ロシアとは大違いすぎる〜*2

どんな教育を施せば英語を話せる人がこんなにも増えるのか不思議である(ドイツ語が英語に近いからかな?)。特にソフトウェアエンジニアみたいな国に関わらず業務内容が近い職に関しては外国からも人材を集めて協業できるのは良い。逆に日本人だけで日本のソフトウェア業界成り立っているのもすごい。外国からエンジニアを雇用できるのなら、未経験からエンジニア!みたいな謳い文句も無くなりそう(専門学校や大学でCSを学んだ外国人を雇用する方が良いため)。

 

 

労働に関しては朝起きるのがしんどすぎたが大分マシになってきた。というのも上司に朝しんどいことを相談して少し解決したからだ。たまにぎりぎりの電車に乗って遅れてしまいコアタイムに間に合わないことがあったので早めに解決しようと思って相談した。規則だから自分だけ遅れて行くことはできないし、慣れない生活や言語とかを言い訳にはできないんだけど、話を聞いてもらって大分楽になったし頑張ろうと思えた。どんなに疲れていても夜寝る前にシャワーを浴びると朝浴びるエネルギーが要らなくスムーズに起きれるからそれを実践したい*3。因みにミーティングあたりで本当に眠気が襲い瞼の母みたいな状態になるときがあるんだけど、早めに出社してコーヒーを飲んでミーティングに挑むのが良さそう。自分に無理がない程度に妥協点を見つけていきたい。

 

 

ところで三週間経ったタイミングで、このまま職場以外にコミュニティが存在しなくなり労働人間になることを危惧していた。こういうのはメンタルが悪くなる前に早めに手をうっておいたほうが良い。

じゃあコミュニティに入るにもどんなところが良いだろう?と考えたときに、日本を好きな人が集まる場所(自分が日本人であることを活かしたい)、自分の過去の経験を使えるって観点で剣道の道場に行ってきた。剣道をやらせてくれた両親には感謝である。寮の近くの小学校で練習をしているということで軽い気持ちで体験に行ってきた*4。練習をした感想として、日本人以上に礼儀作法がしっかりしているし剣道を本当に愛してやまないことが伝わった*5

そしてリンツに来てから初めて日本語話者のオーストリア人を見つけた!これはかなり嬉しい*6。剣道の修行?で日本に何回か行っていたらしい。25歳で剣道を始めるまではスポーツ経験がなかった中、15年ほど剣道を続けているの本当に尊敬する。オーストリア第三の都市であるリンツに道場は一つしか無いぐらいに剣道人口が少ない中で皆楽しく続けているのを見ていたら嬉しくなっちゃった。

日本帰国まで道着、防具、竹刀一式を貸してくれるらしい。ありがたすぎて定期的に練習に通おうと思う。いい運動になるし、昔と比べて伸び伸びとできて楽しそうだ。

 

 

こんな感じでもう一ヶ月が終わる。早い。語学力に関しては意識して学ばないとマジで身につかないことを痛感して徐々に英語の学習を頑張ろうと思う。。。

 

続く。。。

*1:ciao: ばいばい、danke schön: ありがとう、bitte schön: どういたしまして

*2:大学で必修として第二外国語でドイツ語を学んでいる人達にこれを伝えたら皆勉強しなくなりそう。とは言え、その国を知るには母語を学ぶのは大事だ

*3:朝にシャワーを取っておくと、それが面倒くさいせいで朝起きるのがしんどくなる

*4:真面目に剣道をやるのは8年ぶりだったけど案外身体は覚えていてびっくりした、ただ体力は無くて非常に疲れてしまった

*5:稽古以外に日本剣道形をめちゃくちゃ練習していた

*6:日本レストランに行っても基本的に店員は中国人しか居ないし、まじで日本語を話す人間を見かけなすぎて寂しくなっていた