ぽえむという名を被った何か

今回はポエム.

一つのことにストイックに努力する人って格好良いと思えた. 脇目も振らずに純粋に頑張っているように見えて.

隣の芝生が青く見えるというものなのだろうか, 自分にはそんな努力の仕方ができなくてときたま憧れの気持ちを抱く.

というのも, 自分は面白そうなことにとりあえず手を出してそこそこ成果を上げたら飽きて別の分野に行くみたいなことを繰り返す性分であるからだ. 正反対である.

そんな人間であるため, 自分なりの頑張り方で頑張れば良いと思うべきであるのだが, そう人間あっさり割り切ることができずにないものねだりをしてしまうことがある.

ちょうどそんなときが自分に訪れたため, せっかくということで自分の現実に対する向き合い方を振り返る+まとめがてらブログを書くことにした.


自分は怠惰であった(ちなみに今もである).

楽に良い成果が得られないかな, とか思いながらも, 功名心は人一倍強いため, 最後の最後で帳尻を合わせてそこそこの成果を出して間に合わせていた.

大学受験では部活を引退した3年の10月から本気で勉強すればとりあえず間に合うんじゃねと思い, 結果全落ち->浪人して痛い目を見たけど.

また同時に飽きっぽい性格でもある.

何かを勉強し始めるときは新しいことをたくさん知れて楽しいしワクワクする. だが, 一旦そこそこのレベルに達したらそれ以上頑張ることが面倒くさくなってしまい他の分野に手を出してしまう.

だが何故かプログラミングの学習は大学入学後から2年半ほど続いていた. 不思議だと思い理由を考えてみた.

  1. 物を作るのはめちゃめちゃ楽しい
  2. 情報系の分野めちゃめちゃ広い
  3. 自分が思ったことがすぐに現実に反映できる
  4. イベントが充実している

物を作るのはめちゃめちゃ楽しい

僕は並々ならぬほど物を作ることに強い執念がある, 気がする...

物を作ったら完成品を他の人に見せたり使わせたりして自分の功名心を満たせるし, 自分が作ったものって愛着が湧く. 自分の分身のような感じがして.

情報系の分野がめちゃめちゃ広い

情報系の分野って飽きることができないぐらいめちゃめちゃ広い.

情報系の中でもある特定の分野に飽きたら, 他の分野に簡単に手をだすことができる.

パソコンさえあれば案外何でも気軽に手を出せるのって大分アドバンだ. 有機化学の実験飽きたから明日から無機化学の実験をやるかあって中々なりにくそう(知らんけど).

自分が思ったこと(作りたいもの)がすぐに現実に反映できる

プログラムを組めば, 自分が望むものをすぐに現実に反映できる. 自分がやったことが可視化されやすいから飽きっぽくても長く続けることができたのだろう.

分厚い数学書とかじっくり読むのは苦手だ. 怠惰なのですぐに現実に反映できそうなものに目移りしてしまう.

 イベントが充実している

ハッカソンやコンテストといったイベントが充実しているよね, ありがたい.

基本的に頑張るのがめんどくさいけど, 何かしらの大会が目の前に控えていたら成果を残したいし, 景品がほしいし, 一応負けず嫌いであるからやるからには勝ちたいし, ついでに功名心も満たしたい.

期限が設定されていて目の前に人参がぶら下げられているのでなんとか頑張れる.

チームメイトに尻を叩かれながらさらに頑張れる.


なるほど, こうやって振り返ってみると自分は案外情報系に向いているのではないか?と再認識できた. 強い人を見て落ち込むことも多々あるけど, 自分の性格はそう簡単に変わんないということで, まあマイペースにダラダラと楽しそうな分野を頑張るかぁ...

ちなみにこんなんだから自分が研究を真面目にできるか非常に心配であったりする...

続く