リンツに来てからの初ラーメン

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金曜で労働を早く終われたこともあって、同僚に紹介されたラーメン屋?に行ってきた。名前は一期一会(ICHIGOICHIE)。因みにエジプト人の彼はこの店のラーメンがあまり好きじゃなかったらしい。ただ彼女が好きらしくてしょうがなく付き合わさせられるとか。

場所はリンツの街の中心地。Hauptplatz駅から歩いて五分ほど。ショッピングセンターの中にある。

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勿論ジャパニーズレストランとは名ばかりで店員は全員中国人だったし、とは言えメニューは全て日本語のローマ字表記になっているし良くわからない。中国人マジでたくましいな。

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取り敢えずRAMENメニューの一番上にあるBLACKGARLIC_RAMENってやつを注文。12.5ユーロ。日本円換算で1600円行かないほど、普通に高い。とは言え異国の地でラーメンを補給できるのは貴重なので目をつぶることに。

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注文してから10分しないうちにラーメンがやってきた。早い。見た目は日本とも遜色が無いとんこつラーメン。

いざ口に運んでみる。そういえば異様に箸が長い。日本の1.8倍ほどの長さ。

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まずスープを一口。乳化気味のスープ。結構旨い、豚から旨みがしっかり採れている。塩っ気が強いのが唯一の難点。


次に麺を口に運ぶ。

とんこつラーメンにしては柔らかくて細くてただ弾力はあって不思議な麺。太さが全然違うのだけれども、深センで食べたラーメンの麺に近い。日本のとんこつラーメンに近づけるために、次頼むときは硬めを要望する必要がありそうだ。


チャーシューは結構ホロホロで炙ってもあって、個人的に非常に満足だった。魯肉飯に乗っているチャーシューに近いのかも!?

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そして無事完食。スープは全て飲むにはしょっぱかった。全体的に麺をどうにかしたら日本で食べれる並に美味しい。

誰かが言ってた、異国の地であっても中国人とインド人が作る料理は信頼できる、という言葉身を以て感じた。


とは言え次にまた行くかと言われたら微妙かも知れない。というのも日本でラーメン英才教育を受けて舌が肥えてしまった自分にはやはり何か物足りないのだ。過去の恋人が良すぎて何でもその恋人と比較しちゃうみたいな感覚?

こだわりが強くなりすぎたモノよりも、こんなものかと諦められるモノぐらいの方が良いのかも。経験を基に分析しないであるがままに受け入れられる。

 

ただ異国の地で食べるにしては美味しかったし、こうやってネタにもできたから良い経験だった気がする。


続く。。。