小説

物語に酔えなくなってもできる仕事ぐらいがちょうど良い

以前書いたこれに対する裏テーマのような記事。 yapatta.hatenablog.com 最近、大きな物語への陶酔から覚めたとしても、その分野で働き続けて大丈夫だと思える仕事に就くぐらいがちょうど良いような気がしてきた。 多くの人達は物語に完全に酔っていなくても…

愛してやまない堕落

自分が堕落してしまっていると思ったら、案外自分はましな状態であることに気づいて、実はその堕落が愛おしかったというお話。 どちらかというと社会運動(or政治活動)をする人達っていうのかな、社会に疑問を投げかけられる人たちを見て気骨があるなと尊敬す…

子供部屋おじさんたちの闘争

昔々あるところに一つの大きな家がありました。 そこには仲が良い夫婦が住んでいました。夫婦の間に子供が二人生まれてすくすくと成長していきました。 二人の子供は自分の部屋が非常に好きだったため、大人になってもその部屋に住み続けると言いました。 夫…

二郎系ラーメンは完全食の夢を見るか? Part2

そういえば更新をすっかり忘れてしまっていた。 yapatta.hatenablog.com この続きの話。 あらすじ 194X年、東京都某区のラーメン屋「ラーメン幾郎」店長田中は戦時中の食糧難が続きラーメン屋を営業できなくなってしまった。 そんな中、帝国陸軍山下中尉が彼…