6月に読んだ本(押絵と旅する男のレビューでもある)

yapattaです。

 

最近記事を書いてなかったので、何を書こうと思っていたとき、6月は意外と本を読んでいたため、読書記録を書くことに決めた。今月は日本文学がどうしても多かった(授業で使うこともあって)。

 

読んだ本

 - 憂国

 - 押絵と旅する男

 - 春琴抄

 - 少女地獄

 - 党生活者

 - 共産党宣言

 - リーダブルコード

 - 人工知能は人間を超えるか

 

党生活者や共産党宣言は、思想系の本であるので評価を自粛するが(それでも内容は面白い)、それを除いた本の中で、個人的に一番面白かった本は江戸川乱歩押絵と旅する男だった。

 

あらすじをかなり大雑把に言う。

詳しい内容は調べたら出てくるはず(青空文庫にも上がっているので)

 

主人公の兄がある女の子に一目惚れしたが、実はその女の子は押絵に描かれていた女で、その子のことが好きすぎて、兄までもが押絵の中に入り二人は押絵の中で幸せに暮らしました。みたいな話。

 

 

主人公の兄を、IT技術が進化した世界にはてはめることができるため面白いと感じた。

 

近い将来、自分が現実世界で生命を捨てて、バーチャル世界に生命を持つことも可能になるかもしれない。

そんな世の中で、バーチャル上の少女が好きすぎるため、現実世界の生命を自ら失い、VR空間に生きるみたいなこと(攻殻機動隊の電脳化みたいなイメージか)が起こったら、それはまさに押絵と旅する男になってしまうわけだ。

こんなことが起きたら面白いなと夢想してしまった。(ただし自分はやりたくない)

 

90年前の小説の内容が、違った意味を内包して現実世界に舞い戻ってきたらどうだろう?と考えるの楽しいから、大正あたりの文学読むの面白いよ!

もし良かったら是非読んでみてね!

 

自分が成長する瞬間っていつだろう

もう少しで4月になる。この時期は、今まで一緒にいた人がいなくなったり、また、新しい環境に期待を抱いたりと、寂しくもあり、希望に溢れている時期でもある。

 

自分の周りを見ても、お世話になり、自分を成長させてくれた先輩と3月いっぱいでお別れになってしまう。

先輩がいなくなることが名残惜しい。本音を言うならば、先輩がいなくなって自分はうまくやれるのだろうかと不安な気持ちになっている。

 

しかし、別れを惜しんで嘆いていても、時間は容赦なく進んでいく。

だったら、自分にとって受け入れがたいことが起きたとしても、それをうまく成長の糧にしようと考えた。(貧乏根性であるww)

 

そういうわけで、今まで自分が成長できたと感じた瞬間から、今回の事象への対処法を見つけたい。

 

 

自分が成長できたと感じた瞬間を列挙してみる。

 

 - 不完全な状態でも、ある一定の結果を出した。

 - 期限がギリギリであっても、最後までやり遂げてタスクを終わらせた。

 - 心を切り裂くような出来事が起き、途中で現実から逃げたとしても、最終的には現実に向き合った。

 - 自分で引き受けた責任を果たした。

 - 自分にとって一見難しい課題であっても、課題を分割して簡単にして、課題をクリアした。(分割統治法みたいだな...)

などなど...

 

これらを鑑みると、責任を持って現実に向き合いやり遂げたときに自分が成長できたと実感した。(実感しただけだから、本当に成長したかはわからないが)

 

もちろん、嫌なことをやり続けるぐらいなら、止めたほうがましである。

しかし、自分がやりたいことに関しては、決意したこと、一度責任を背負ったことは不完全な状態であったとしても、やり遂げたほうが、最終的に自分のためになるんだなあと、、、(不完全とやり遂げるという一見相反するように思えるが、とりあえず形にする、帳尻を合わせるという意味で)

 

ということで、大切な先輩がいなくなったとしても、成長の機会と認識し踏ん張って、責任を果たし続けられる人材になりたい、と。

 

終わり。

 

 

 

重慶大厦(チョンキンマンション)に宿泊するべき6つの理由!!

香港滞在2日目の時に書いた記事

 

香港滞在2日目のやぱったです。

今、重慶大厦という集合住宅的なゲストハウスに泊まっているのですが、色々カオスすぎるので記事として上げました。途中まで見るとすごいいいホテルに見えるかもしれません。

 

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↑外観

 

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↑宿への通路

 

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↑ダブルベッドは日本のシングルベッドと同じサイズだから、なかなかに狭い

 

皆が重慶大厦に宿泊するべき理由!!

 

その1!!

九龍の町の中心部にある!(香港の中心と言っても過言ではない)
最寄り駅(尖沙咀駅)から徒歩1分(立地がめっちゃ良い)

 

その2!!

一泊で2000円台で宿泊できる。(ちなみに私は1500円ほど)
香港の中心地で宿泊できるのに破格の安さ!

 

その3!!

無料WiFiを使える!
旅行でどこに行くか調べるときもWiFiを使えば、通信制限とか心配する必要がない!

 

その4!!

部屋がコンパクトに収まっている!
二人分のベッドで日本のシングルベッドと同じサイズ!
便器の上にシャワーが付いていて、ユニットバスの中でもかなりコンパクトな仕様!

ものを縮めることが得意な日本人もびっくり!
コンパクトさに感動しちゃう!

 

その4!!

怪しい人への耐性が身につく!
重慶大厦だけ、明らかに怪しい黒人とインド人の数が多い!!!
普段香港の町を歩いても出会えない黒人、インド人と出会える!
階段には変なスープにパンを付けて食べている限界おばさんもいる!

自分と違ういろんな人達を見ることは国際性を養うためにも重要!!

 

その5!!

香港に行ったのにインドも感じられる!

重慶大厦の一階と二階は怪しい小売店で溢れているのだが、明らかにカレーの匂いが建物の内部に充満している。
香港に行ったのにインドも感じられて、一粒で二度美味しい!!

その6!!

理不尽なことに対する耐性が身につく!
昼にチェックインして夜にゲストハウスに戻ってきたら、何故か床が水でびちゃびちゃに!
トイレの水を流すと水道管から水が漏れる!

シャワーを浴びようにも、お湯がたまにしか出ない!

一階の両替所と二階の両替所のレートが明らかに違う。(ちなみに私は一階のレートが明らかにおかしいことに気づかず、一階で両替してしまった、反省。)

これからの社会は何が起こるかわからないから、理不尽なことに対する耐性は必須!!

 

 

このように重慶大厦では、生きるための知恵がこれでもか?というほど身につく!

こんな最高な宿舎は他に探しても見つからないね!

 

とかいいつつ、すごい怖かったりします...

なるべく宿泊しない方がいいでしょう...

薬物も売ってたりします...

殺人事件も起こったことがあるらしいです...

 

アーメン

生きて帰ってきます...

 

チョコレートラーメンなにそれ美味しいの?

 

幸楽苑でチョコレートラーメンを食べてきた!!

 
期間限定で食べられるらしい。2/1~2/14限定。なんでバレンタイン以前は食べれるのに、以降は食べれないんだよ!
価格は561円(税込)
 

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↑実物はこんな感じ。ゲテモノ感が半端ない。

メンマ、チャーシューが入った醤油ラーメンにココアオイル、チョコレート、しょうがが加わっている。

 

食べる前

 

私は、ドロドロの甘いチョコスープに麺が絡みついているラーメンを想像していた。チョコレートフォンデュみたいなイメージ。

甘いチョコレートが大好きなので、名前だけで、チョコレートラーメンを一度は食べておきたかった。

チョコレートラーメンを注文して、一日千秋の思いで待った。

甘いどろどろしたチョコレートスープのラーメンを考えては、ウキウキしていた。

 

 

 そして、チョコレートラーメンが運ばれてきた...

おお!まさにチョコレートを体現したようなスープ!

甘ったるそう!美味しそう!

わくわくした気分になった。

これは期待できると思い、まずスープを飲んだ。

 

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実際食べると

 

いざスープを飲んでみる。

...あれっ?甘くない。

これ醤油ラーメンのスープだ。でも、香りはカカオだし、後味もカカオ風味だ。

という印象を抱いた。

どろどろした甘いチョコレートではなかったため、少しイメージと違ってがっかりした。(←事前にどういうラーメンか調べとけよ!!)

しかし、醤油ラーメンを食べていると思えば、カカオの風味がスープにうまくマッチしていて、美味しかったように感じられる。スープが麺ともうまく絡みつく。

良くも悪くも、チョコレートの癖があまり感じられなかった。

 

結論

ガーナチョコレートのような甘いラーメンを食べたいと思って注文すると後悔するだろう。

カカオ風味がする普通のラーメンだという印象をきっと抱くことになるだろうから。

 

しかし、興味本位で食べる、もしくは変わった醤油ラーメンを食べたいのならば、十分ありだと思う。

値段も561円だし、話のネタには絶対なるだろう。

 

しかし、二回も食べるほどの味ではないことを注意しておく。

醤油ラーメンを食べたほうが、安いし美味しいのだ!

 

カードなんて飾りですよ

ただ起きた事件をつらつらと

 

要約

クレジットカード、デビッドカードを持たずに香港に旅行しに行くことになったという話

 

詳細内容

香港に旅行しに行く5日前に財布(身分証明書やカード系すべて入ってた)を落とした。

不正利用されたくなかったから、クレジットカードの利用を停止した。

奇跡的に、カード類が全く抜かれてない状態で、財布が駅に届けられていて日本の平和に感動した。

しかし、後日銀行に行ったところ、再発行手続きに一週間かかるため、クレジットカードを持つことができない状態で旅行行くことになった。

去年を真面目に振り返った(2018年1,2月編)

2018年から一年がたったので、去年の出来事について少しずつ振り返ってみる。

過去の自分が今の自分を助けてくれることもあるし、過去を振り返ることで今を頑張れることが結構あるので、過去を振り返ることは嫌いではない。

過去を振り返って自分の言葉でまとめることで、新たな一歩を踏み出したい。

 

1月

浪人して東京にある某大学Aを目指していた。センターが現役のときより低くて焦ったが、追い詰められながらも勉強を頑張っていた。大学Aにいったら何かが変わる、大学生になったらやりたいことをやれる、閉鎖的で刺激がない生活、時代遅れな地元の大人たちから抜け出せると思っていたのだ。

センターの点数が思わしくなかったが、国立前期は大学A、面接だけで合否が決まる(勉強をしたくなかった)ため、後期は大学D、私立は今通っている大学Bとセンター利用で東京にある某大学Cを受けることに決めた。

記述模試ではそこそこの判定が出ていたため、二次で挽回すればなんとかなると思っていた。

 

2月

大学Bの受験と大学Aの二次受験をした。Bの受験の2日前辺りにインフルエンザにかかってしまい、39℃の熱の状態で受験することになった。当時のプライド的に、Aの滑り止めでCは満足できなかったのと、Bに受かっておくことで自分の実力に対して自信を持ちたかったのだろう。

インフルエンザで寝込んでいる間、自分に絶望していた。センターでビハインドがあるにもかかわらず勉強ができないもどかしさ、Bも受からなかったら、二浪になるかもしれない(大学Cじゃ当時のプライドが許さなかった)、どうして自分だけこんなに辛いのだろうか、といった思いが強くなり、さらに自分を苦しめていた。

そしていざ大学B受験日となった。心配だからということで父も受験についてきた。普段自分の進路に口出しし、否定的なことしか言わないと思っていた父もこのときだけはありがたかった。(このときはまだ家族のありがたさを知らなかった)

そして、Bの入試が終わった。受験中、鼻水は止まることなく出続け、咳も止まらなかった。頭の中がぼやぼやしていて、数学と物理は3割も取れなかった気がする。逆に英語と化学で8割をこえた感触があった。数学と物理が得意であった中、まさかの頼りにしてなかった教科に助けてもらい、全教科真面目に勉強していた自分に感謝した。

自分の予想点数的には受かっているか落ちているかなんともいえないラインだったが、試験を受け終えたという達成感からか、試験前ほど絶望することはなかった。インフルエンザを治すまでは、A大学物語でも読んでAへのモチベーションを高めていた。実は画一的な受験勉強を否定しするマンガであったため結果的に読むべきでなかった。

 

インフルエンザも治り再び予備校に通うようになった。大学A入試まで二週間を切ったこともあり、インフルエンザにかかったが受験勉強のモチベを高いまま維持できた。しかし、ここで問題が発生した。英語のリスニングが全く聞き取れないのだ。英語の音とともに、常に左耳からノイズが聞こえてきた。当時は、Aに受かるしかないと思い込んでいたから、耳の調子が悪くても気にしないように勉強していた。*1

後悔したくなかったから、二次試験が終わるまでは受験勉強を頑張った。二次試験もなんとか受け終わった。個人的には受かるか受からないか五分五分だろうとか思っていた。数学の点数次第だなあと。

 

次回に続く

 

*1:受験が終わった後、耳鼻科に行ってわかったことだったのだが、突発性難聴にかかってたらしい。原因はわからなかったが、きっとインフルエンザで高熱が出たことによる後遺症だろう。